【登壇レポ】タケタカタローで語った「成長の秘訣」~ 将来を担う若者へ~
2025年08月07日

こんにちは。
取締役兼別府支社長の平塚です。
2025年7月9日(水)に、大分県竹田市の総合文化ホール「グランツたけた」にて、『タケタカタロー(3)』が開催されました。
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私もパネリストとして、ディスカッションに参加させていただきました。
📌 別府支社長の平塚が登壇した「タケタカタロー(3)」の様子が 大分合同新聞に取り上げられました
https://www.vitalize.co.jp/news/286
地元での素晴らしい取り組みに関わらせていただく貴重な機会となり、心から感謝しております。
私自身にとっても学びの多い時間となり、将来への希望につながるひとときだったと感じています。
その様子を、今回ご紹介させていただきます。
🔖 目次
1. 「タケタカタロー」とは
2. 将来を担う若者へ伝えたかったこと
3. 人の自信は、経験から生まれる
4. 最後に
2. 将来を担う若者へ伝えたかったこと
3. 人の自信は、経験から生まれる
4. 最後に
1. 「タケタカタロー」とは
「タケタカタロー」とは、竹田市教育委員会が主催する、竹田市の中高生を対象としたイベントです。
進路に悩む中学3年生や高校生に向けて、地元高校の卒業生である社会人が登壇し、パネルディスカッションや対話形式で話を届ける内容となっています。
これまでに2回開催されており、市内で活躍する社会人を中心に実施されてきましたが、今回の第3回目は、市外で活躍する卒業生も招かれて開催されました。
ありがたいことに、私にもお声がかかり、登壇させていただくことになりました。
きっかけは、教育委員会の方からFacebookでメッセージをいただいたことです。
地元のために何か貢献できることはないかと考えていた矢先のお話で、まさに渡りに船でした。
私のほかにも、3名の方が一緒に登壇したので、簡単にご紹介します。
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・荒牧 大貴さん(有限会社グリーンファーム久住 代表取締役)※写真左から2番目
竹田市久住町出身。
現在は「グリーンファーム久住」の代表取締役として、平飼いで育てた卵の販売やプリンの開発など、地域とともに成長する農業を実践されています。
・平井 麻衣子さん (MOTTAINAI BATON 協働パートナー/有限会社グリーンファーム久住 広報)
※写真左から3番目(中央)
竹田南部中・竹田高校出身。
現在はフリーランスとして活動される傍ら、「グリーンファーム久住」の広報も務めています。
地元の魅力を、SNSやカレー商品の開発などを通じて発信されています。
・井上 真由子さん (トラベルイン吉富 若女将)※写真右から2番目(和装)
竹田市の老舗ホテル「トラベルイン吉富」の女将さんです。宿を「山宿」としてリニューアルし、地域とつながる新しい観光の形に挑戦されています。
2. 将来を担う若者へ伝えたかったこと
今回のパネルディスカッションの主役は、中学3年生の皆さんです。
人生でも大きな選択である進路を考えるタイミングで、少しでもヒントや何かしらの参考になるようなお話ができればと思い、参加させていただきました。
そのときにふと、学生時代の自分の記憶がよみがえってきました。
私は地元の大分県立竹田高校に通っていました。公立の進学校で、兄や姉も通っていたため、当時の自分にとってはごく自然な選択肢でした。
大分市内の高校なども候補にはありましたが、親への金銭面での負担を増やしたくなかったですし、私が打ち込んでいた陸上部に強い指導者が竹田高校にいたことも、大きな決め手になったと思います。
勉強や部活、恋愛など、普通の学生生活を送りました。田舎なので、特別なことは何もなかったですが、振り返ってもバランスのとれた高校生活だったと思います。
その後、刺激を求め東京の大学へ進学し、就職も東京でしました。
いわば、普通の私ですが、ありがたいことに人との出会いに恵まれ、多くの方に助けていただきました。今でも周囲の方に支えられてばかりではありますが、仲間と一緒に起業することができました。
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そんな自分自身を振り返って、成長するうえで大切だと感じている「3つのキーワード」を、今回の場でお話しさせていただきました。
それは、「好奇心」「胆力」「素直さ」です。
■ 好奇心
これは、勉強だけではなく、日々のさまざまな出来事に対しても、当てはまることだと思います。
物事に対して、能動的にチャレンジすることが大切です。
「もっと知りたい」「やってみたい」という気持ちから生まれる行動は、新しい自分との出会いを連れてきてくれます。新しいことに挑戦して、知っていること・できることが増えたら、また次のチャレンジも自然と生まれます。それこそが成長の一歩になると感じています。
■ 胆力
物事に取り組んでいると、うまくいくことばかりではなく、苦しい場面や困難も訪れます。
そうしたときにすぐ諦めてしまえば、乗り越えられたかもしれないことも、そこで終わってしまいます。
自身のできることの最大値を出して、いろんな困難に立ち向かい、解決できるまで辛抱強く挑み続けることが大切だと思います。
■ 素直さ
人からの指摘やアドバイスを素直に受け入れられるかどうか。
自分自身を客観的に見つめ直し、他人の視点を借りて振り返ることができるかどうか。
他人からの指摘は自身の課題を克服するチャンスです。それを素直に受け入れ改善に活かせる人は、より早く成長していけるのではないかと思います。
パネルディスカッションでは時間制約があるため、すべてを話すことは叶いませんでしたが、伝えたいことの核となる部分はお伝えできたと思います。
3. 人の自信は、経験から生まれる
パネルディスカッションの中で、印象に残っている質問がありました。
中学生から「どうやったら自分に自信が持てるのか」といった問いをいただきました。
正直、とても難しい質問です。私も答えを持っているわけではありませんが、私が思うのは、人は経験を通して、少しずつ自信を持てるようになり、自己を確立できるのではないかと考えています。
成功体験だけでも駄目ですし、失敗も経験する必要があります。苦悩することも、貴重な経験のひとつだと思います。
生きていること、そして日常の中で起こるあらゆる出来事が、すべて「経験」なのです。
その経験を振り返り、どのように今後の人生に活かせるかが重要かと思います。
若いころは経験が少ないことから、自己の存在に確信が持てなかったり、自信を持つのが難しかったりすると思います。私もそうでした。
ですが、たくさんの人と出会い、様々な経験を積んでいくなかで、少しずつ「自分」というものが見えてくるようになりました。それは、何かに秀でているというよりも、多くの経験によって得られたものだと、今はそう感じています。
4. 最後に
今回の「タケタカタロー(3)」への参加は、私自身にとっても大きな振り返りの機会となりました。
学生時代の思い出もよみがえり、当時の自分を振り返って「まだまだだな」と反省することもありました(笑)。
ただ言えることは過去には戻れないということです。
未来をより良いものにするために今を一生懸命に生きるべきだなと改めて思いました。
この度の機会をいただいた関係者の皆様、学生の皆様に感謝です。
今回のパネルディスカッションを通して、少しでもこれからの未来を担う皆さんにとって、「自分なりの成功のヒント」を見つけるきっかけになっていれば嬉しいです。
本当にありがとうございました。
そして、今後もこのような形で、少しでも地元である竹田や若い世代の皆さんに貢献できる機会があれば、ぜひ関わっていきたいと思っています。
もちろん、別府支社としての活動にも、より一層力を入れていくつもりです!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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