ビジネスエンジニアリング事業

Business Engineering

新たな価値創造を通してお客様の「こうしたい」にお応えします

完納率100%Vitalizeが大事にしていること

精度の高い開発見積り

開発見積りに甘さがあると、ご要望の認識漏れやスケジュール遅延、追加請求が発生してしまい、最悪の場合プロジェクトが失敗してしまいます。

精度の高い開発見積りを作成するためには、クライアントの説明しきれないニーズを漏れなくくみ取ることがカギです。Vitalizeでは、これを実現するために必要な能力として以下の点を重視しています。

質問力と提案力

クライアントのご要望に「わかりました」と答えるだけでなく、「ということは、~でしょうか」と、より突っ込んだ話ができる

クライアントのビジネスを深く理解する

エンジニアとしてコーディングができるだけではなく、多様なビジネス経験(営業、マーケティング、コーポレート業務等)を持ち、クライアントのビジネスの背景を想像できる

低コスト×高品質の開発力

Vitalizeでは、AWS+Rails をベースとした、最新の開発環境を採用することで、低コスト×高品質の開発を実現しています。

また、開発現場の文化として、「できない」と答えることは禁止されています。「どうやったらできるのか」という提案を徹底することで、お客様ニーズを100%満たす高品質なアウトプットを実現しています。

AWS(Amazon Web Services)

AWSを採用することで、オンプレミス(自社設備内で完結して管理・運用)よりも余計な保守費用が発生させずにスケーラビリティを確保

Rails(Ruby on Rails)

Railsを採用することで、コードを書く量を従来よりも大幅に削減し、開発時間の短縮を実現

「想定外」への柔軟な対応力

一般的にシステム開発では、スタート段階で膨大な量の設計書を作成します。場合によっては多額の予算がここで使われることになります。
しかし、私たちの経験上、 どんなに完璧に仕上げても、ほぼ確実に設計漏れや追加オーダーが発生します。そのためVitalizeでは以下の方法で開発を進めます。

この方法は、PC上で実際の画面を見ながら詳細な設計を決めていくため、「完成図のイメージがしやすい」と好評を頂いております。 柔軟な対応力を持つVitalizeだからこそできる開発方法です。

詳細な計画作成に予算と時間を使わない
コミュニケーションをとりながら柔軟に対応

開発の流れ

予算イメージ

Vitalizeでは予算を抑えるために以下のような工夫をしています。

全て自社で開発するため大幅に予算カット

システム開発の業界では、1~4次受けまで行うことも多々ありますが、
弊社では全て自社で開発致します。

必要以上に設計書は作成しない

余分なお見積りをしない

最新の開発環境を採用することで低コスト×高品質を実現

クライアント様の声

大規模開発での
推進力と柔軟性で
決済サービスの体験向上へ

株式会社NTTデータ様

株式会社NTTデータ カード&ペイメント事業部
PSP・サービスインテグレーション統括部 課長
籔端 歩 様 (写真 右)

株式会社NTTデータフィナンシャルテクノロジー
決済イノベーション事業部/第四担当 課長
山崎 麻里子 様 (写真 左)

本プロジェクトの目的や意義とは?

私たちNTTデータ(以降弊社という)では、決済代行サービスであるOmni Payment Gateway®(※1)(以下Omni)と、弊社が提供するCAFIS Tap to Pay™の開発プロジェクト(※2)をVitalizeさんにお願いしています。

現在の決済代行サービス市場は、レッドオーシャンであると言わざるを得ません。これまで弊社は、決済領域を中心にサービスを展開してきましたが、実際にECサイト・実店舗を運営する加盟店の皆様へ、チャネル統合型の決済代行サービスでCX/EX(※3)両軸での価値提供をしたいと考え、Omniという新たなサービスを立ち上げました。

従来の決済代行サービス導入では、加盟店側が専用端末を店頭に設置する必要がありましたが、設置できる場所が限られていたり、導入から使用までの手続き等が煩雑であるという課題がありました。

CAFIS Tap to Pay™は持ち運べて気軽に使える、をコンセプトにしています。専用端末が不要で、Androidスマホにアプリをインストールするだけで、加盟店が手軽に決済代行サービスを導入することができます。
また、お客様にレジにお越しいただかなくともお席についたままで決済が可能になり、消費者の体験価値を向上させるサービスを提供できるのです。

弊社では、これらの新たなサービスを展開し、決済代行サービス市場におけるCX/EXの向上に取り組んで参ります。

Vitalizeの選定理由を教えてください

新しい委託先を探していた際、Vitalizeさんのことを知り、道畑さん(Vitalize 代表取締役CEO)の熱意や、地方創生に関する思いに共感したことがきっかけでした。

現在、プロジェクト内で複数のチームをVitalizeさん主幹でお願いしています。理由としては、道畑さんと同様に熱意のある社員さんが多く、目的達成に向けて真摯に努力を惜しまず推進する力があると感じたからです。

業務が発生した際には、自ら手を挙げて対応していただけることが多いのですが、これもVitalzeさんと一緒に仕事したい理由になっています。

ご依頼の業務内容と期待する効果について

Vitalizeさんには、Omniと弊社が提供するCAFIS Tap to Pay™の開発プロジェクトに参画していただいています。

新しい事業を立ち上げるというチャレンジの中、Omniではアジャイル開発を用いて自ら「前例のない成果を創り出す」ことに挑戦しました。
一般的にアジャイル開発は小規模な範囲から開発を進めていきますが、Omniの場合は早い段階で大規模アジャイル開発へ切り替え、技術的にもクラウドとオンプレミスを組み合わせるという、難しい部分に会社全体としてもチャレンジしたプロジェクトです。

こうした前例のないプロジェクトでは、ある程度見切りをつけ、とりあえずやってみる→改善するというサイクルが必要になりますが、とりあえずやってみる部分をパートナーさんが踏み出すのは難しいのが通例でした。
当時、新規委託先であったVitalizeさんには、困難な場面で率先して踏み出してくれることを期待していました。

参画後は期待通り、Vitalizeさんが最初の一歩を踏み出してくれていて、10チーム以上あるステークホルダーに対しても横串で調整し自主的に対応してくれる推進力は本当に有り難いです。

また常に変化を求められる環境ですが、Vitalizeさんは臨機応変に対応してくれるので非常に頼もしいです。

Vitalizeでは率先垂範、大小さまざまな領域で周囲の先頭に立って場をリードすることを大切にしていますが、それを感じたエピソードはございますか?

前述したように様々なエピソードがありますが、それ以外ですと、大人数が参加する全体会議といった発言ハードルが高い場面で、沈黙の空気感を打破するためにVitalizeさんが周りをリードし、明示的に各ステークホルダーの方々へ話を振るなど、周りの方が発言しやすい雰囲気づくりをしてくれていることですね。

その他、皆が追加負荷を気にして脇においている課題を放置せず、所掌外でもVitalzeさんが積極的に巻き取って課題解決してくださるので、私たちも安心してお任せすることができています。

VitalizeではPJ全体の成功のためには利他貢献が重要であると考え、自チームだけではなく、周囲に対しても気を配り動くことを大切にしていますが、それを感じたエピソードはございますか?

複数のステークホルダーを横串で情報連携、調整しながらVitalizeさんがリリースを旗振りし、いくつものチームが同日に一斉リリースをさせたときですね。プロジェクトを推進する為、苦労を厭わず領域を越えて対応する姿勢に利他貢献の意識の高さを感じました。

また、それまで遅延していた開発を、Vitalizeさんが絶対にこれ以上は遅延させないという気概で巻き返した際、そのリカバリー力には本当に驚かされました。

リカバリーができるということは、様々な可能性を考慮し、どんな状況にも対応できるように準備ができているという証拠です。これはVitalizeさんが自チームだけでなく、他のチームにも気を配って行動されているからこそ可能だったのだと思います。

Vitalizeが大事にしている最後の砦意識を感じたエピソードはございますか?

困難な状況下で新しい課題が見つかることがありますが、Vitalizeさんは課題を見える化することを恐れず、解決策を積極的に考える社員が多いと感じています。

例えば、短納期な中で問題が発生した際、Vitalizeさんは迅速に対応してくださり、無事スケジュール通りに終えることができました。

また、遅延が発生した際は、Vitalizeさんが自ら他のステークホルダーを巻き込み、課題解決に向けて積極的に推進いただいたこともありました。

課題の解決まで責任を持って対応してくれるので、最後の砦だと感じますし、本当に有り難い存在です。

今後Vitalizeに期待していることはございますか?

企業として規模を拡大しても、利他貢献、率先垂範、最後の砦意識を大切に、勢いのあるVitalizeさんらしさを失わずにいて欲しいです。

(※1) 株式会社NTTデータが運営する決済代行プラットフォーム。Omni Payment Gateway®は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
(※2)株式会社NTTデータが提供するスマホ端末に入れて※1に決済中継するアプリ。CAFIS Tap to Pay™は、日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
(※3)CXは、Customer Experienceの略。
顧客が商品やサービスを認識してから購入、使用するといった一連の体験を指します。EXは、Employee Experienceの略。従業員が企業で働く上で得られる体験のことを指します。

株式会社NTTデータ

設立:2022年4月1日
資本金:1億円
従業員数:1,906名

クライアント様の声

OneTeamで作り上げる
課題を解決するための
プロダクト開発

株式会社UPDATER様

コーポレート本部 システム開発部 部長
中条 真理子 様 (写真右)

SX事業開発本部 脱炭素事業部 事業企画チーム
北野 英里紗 様 (写真左)

PJTの目的や意義とは?

私たちUPDATER(以後弊社という)は、自分たちの力で面白く、社会課題を解決したいと考えています。世界には気候変動・貧困問題・環境問題など様々な課題があります。「みんなが自由に電力という富をつくり出すことが出来れば、独占されていた富が分散化されて、貧困のない社会になる」。電力の生産者と消費者との繋がりをつくり、見える化することで世の中を改善していきたい。再生可能エネルギーのプラットフォーム「みんな電力」の電力事業を基盤とし、更に社会課題を解決する糸口となる事業を展開していきたい。そう考え、骨太なSX(※1)サービスを開発し、世界をアップデートしていきたいと考えています。現在Vitalizeさんには、 ピーパ (※2)みんなSX fox biz(※3)みんなエアー(※4)、3つのPJTをお願いしています。

Vitalizeにご依頼いただくまでの課題とは?

弊社は、自社のエンジニアが多くない中でも、社会課題の解決に向け、私たちの想いが一つのサービスとなり、少しでも早く皆さんのもとに届くように外部委託を活用し開発を行ってきました。企画メンバーも多くないことから、設計の詳細を決めてから開発するというよりは、仕様を決めながらサービスを作っていました。そのような中、外部開発者の方と一つのサービスを作ることは、中々一筋縄ではいかないことも多かったのです。課題としては意志疎通が十分でなかったり、弊社が要件をしっかりと固められないことを要因として自分たちが思うような開発物ができないこともありました。結果的にリリース期日が伸びてしまい、サービスをお客様に届けることが遅れてしまうこともありました。そのため、課題を共有し企画から一緒に考え進めてくれる開発者を求めていました。

Vitalizeを選んでよかったことは?

1年ほど前に、大きなPJTであるピーパの開発を依頼したのが最初で、現在では3つ目となる新規事業のPJTもお願いすることになっています。お願いすることが増えたのは、Vitalizeさんはずば抜けてコミュニケーション能力が高いと感じたからです。今お願いしているPJTは3つとも、関わる事業部署や開発チームの役割の範囲が異なります。そんな中、Vitalizeさんは求められていることや事情を察して柔軟に動いて下さっています。
こちらの要望を汲み取った上での会話をしてくれますし、不明点についても「これってこういうことですか?」と確認した上で開発目線の意見も提案してくれるので、認識齟齬がないのは嬉しいです。深く業務を理解する為に、時には弊社オフィスまで来て直にコミュニケーションを取ってくださるというのも、円滑な開発の秘訣のひとつだと思います。
また、実際に働いてみて分かったのはチームワーク力の高さです。プロジェクトマネジメント力はさることながら、フロントのエキスパート、インフラのエキスパート、それぞれ専門性の高いエキスパートがいて、報連相を大事にしているからこそ、常に団結力高く共同開発できる体制が整っていると感じます。個々の能力値が高いからこそ、誰が対応しても不安に思うことなく、いつも安心して業務をお任せできています。

ご依頼の業務内容と期待する効果について

Vitalizeさんには社会課題を解決する為の様々なアプリケーションや基盤の開発をお願いしており、開発はもちろん設計や要件定義まで入っていただくこともあります。
弊社ではパートナーさんに対しても、実現したい社会を描き、主体性を持って行動してくれることを期待しています。例えば、弊社の事業のブレストなどにも「参加したいです!」と発言したり、合宿にも積極的に参加していただいたりと、社会課題の解決に向かって一緒に伴走していただいてるのを感じています。何が良いサービスなのか一緒に悩んで考えて開発できる体制が整っているのは有難いです。その結果、新規事業の開発も安心して任せられています。これからも、多くの人に使っていただけるようなアプリケーションを一緒に成長させていきたいです。

Vitalizeへの依頼後に課題は解決されましたか?

先述の通り、課題を共有し企画から一緒に考え進めてくれるパートナーとして、PJT全体の士気が上がったと感じています。他のパートナーさんが、Vitalizeさんのチームに入ったことでよりモチベーションが上がったことがあり、驚きました。周囲を巻き込む力を発揮していただいた結果、ピーパのPJTは大きなバグもなく、想定通りにリリースを行うことができました。
大きなプロジェクトでしたので、安定して稼働するまで不安はありましたが、リリース後も引き続き運用や監視をしていただき、障害が起きないか、想定通りに動いているか、一緒に見守ることができました。何が良いサービスなのか一緒に悩んで考えて開発できる体制が整っているのは有難いです。その結果、新規事業の開発も安心して任せられています。これからも、多くの人に使っていただけるようなアプリケーションを一緒に成長させていきたいです。無事に目標数が売れた時は本当に嬉しかったです。さらに嬉しかったことに、良いサービスが想定通りリリースができたこと、事業部、開発部とのチームバランスが評価され、見事に社内表彰を受けることができました。

Vitalizeの強みは何だと思いますか?

コミュニケーション力やヒアリング力もそうですが、言葉の背景を理解して、こちらの要望を深くくみ取り、実行までやりきる力ではないでしょうか。PJTがスタートして数か月経ってから、要件が大幅に変更になったことがありました。それに伴い、リリース日に合わせて要件を削らないといけない場面があったのですが、全ての関係者の関係性を考慮した上で一緒に要件を詰め直して、リリースまで持ち込んでくれました。時には納得いかない場面もあったと思うのですが、引きずることなく「分かりました!ではそれでやっていきましょう!」とスパッと気持ちを切り替えてくれる点からも、協調性の高さを感じました。
先述の通り、弊社は仕様を決めながら開発を進めていくことが多いので、要件が決まり切ってないことが多いです。Vitalizeさんは、詳細を伝えきれていない要望であっても、都度確認をしながら、弊社が考えきれていない要件もしっかりと拾い、ケアしつつ実行まで移してくれます。確認事項や提案内容の質の高さ、実行力が絶妙でいつもとても感謝しています。

今後の展望

会社としては、事業基盤である電力事業が安定し、益々多くのお客様にご活用いただけるようになり、今後それ以外の新規事業にも芽が出そうなフェーズにきています。Well-being tech事業 みんなエアー(※4) では、安心安全な「空気の目じるし」が日本全国へ広がり続けている中、大気汚染問題が顕在化しているモンゴルや中国など、世界各国でも注目され始めました。弊社の成長の要となるようなサービスの開発が幾つも走り始めている中で、どのPJTにもVitalizeさんには関わっていただく予定です。技術的にリードしていただくことはもちろんですが、弊社の事業部やパートナーさんとも連携しながら、運用保守までお願いしたいと考えています。そして、より多くのお客様に「こんなサービス欲しかった!」と実感していただけたら嬉しいなと思います。ブラックボックス化している社会課題を弊社の様々なサービスを通して見える化することで、解決する糸口に繋がると考えています。その為にはVitalizeさんには今後も伴走していただきたいです。

(※1) サステナビリティ・トランスフォーメーション
(※2)自宅に太陽光パネルを置かなくても、遠隔かつ分割して太陽光発電所を契約し発電した電気を使用できる個人向けサービス
(※3)みんな電力の法人企業様の社会課題を解決し、サステナブルな経営を推進していただくため簡易サービス
(※4)安心で安全な暮らしを実現する室内の空気環境づくりを目指した、空気環境対策事業

株式会社UPDATER

設立:2011年5月
資本金:13億498万円(資本準備金 20億3,918万円)
従業員数:83名(派遣除く) ※2023年3月時点