【視察レポ】心躍る別府の可能性!支社設立に向けた"発見"の旅

2025年05月23日


みなさん、こんにちは!
宮崎支社でエンジニアをしている鈴木大也です。
このたび、別府支社の設立に向けて、立ち上げメンバーとともに別府を視察してきました!

僕は東京都出身ですが、世界の貧困や環境問題に関心があり、立命館アジア太平洋大学(APU)に進学。大学時代を別府で過ごすなかで、この街の住みやすさを感じ、自然と「将来は別府で生活したい」と思うようになっていました。

その後、Vitalizeに入社しエンジニアとして働く中で、大分で支社を立ち上げるという話を聞き、迷わず参画を決意。
かつて暮らした別府に、今度は「働く場所」として関われることに、ワクワクしています。
このブログでは、別府視察を通じて体験したこと、感じたこと、そして見えてきた課題などをお伝えしていきたいと思います!




🔖 目次


1. 別府視察の目的

2. 自治体の皆さんと別府めぐり

3. 別府の魅力を存分に堪能!

4. 気になった点・課題

5. さいごに





1. 別府視察の目的




別府市には、以前、別府支社長の平塚さんが視察に訪れていました。


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https://www.wantedly.com/companies/vitalize/post_articles/924932


今回は、立ち上げメンバーで別府を視察しました!
目的は3点です。

① 自治体の皆さんと別府めぐり


② 別府を実際に体験すること

③ 支社開設に向けた事務所探し

視察中は、メンバーとともに別府の街を歩きながら、雰囲気や人のあたたかさ、土地の空気を肌で感じてきました。
それでは、視察の様子を順番にご紹介していきたいと思います!





2. 自治体の皆さんと別府めぐり




まずは、別府市役所・大分県庁の皆さまと一緒に、別府市内の主要スポットを巡りました。
事務所探しのために別府を訪問する予定だとお伝えしたところ、「せっかくなら、街の魅力もぜひ知ってもらえたら」とお声がけいただき、ありがたくご案内いただくことに!


▪ 立命館アジア太平洋大学(APU)

採用連携を目的に訪問し、担当者の方と直接お話しする機会をいただきました。
弊社の取り組みに関心を持っていただき、今後の連携やつながりが生まれていくことに、今からとてもワクワクしています!





WANDER COMPASS BEPPU(別府駅観光案内所)

別府駅すぐ隣の観光案内所では、訪れる観光客の多くが海外からということもあり、スタッフの皆さんはなんと3か国語以上を話せるそうです!
荷物預かりや折り紙のプレゼントなど、アイデアを形にしていて、現場には活気と柔軟さがあふれていました。





BEPPU PROJECT

清島アパートという、クリエイター向けのアトリエ付き集合住宅を見学しました。
デザイナーの方々が、それぞれの感性を活かして空間をつくっておられ、独創的な雰囲気に感動しました。


▪ 事務所探し

また、別府支社の立ち上げに向けて、オフィス候補となる物件の見学も行いました。
複数の候補を実際に巡ったなかで、最終的に決定したのは、別府駅から徒歩1分の一軒家です。

2階をオフィススペースに、1階を来客用の会議室や懇親スペースとして活用する予定で、働きやすさと訪れやすさを兼ね備えた理想的な拠点になりそうです。





3. 別府の魅力を存分に堪能!




せっかく別府市を訪れたからには、やっぱり現地を思いっきり楽しみたい!
そんな思いから、メンバー全員でできる限り多くの体験にチャレンジし、別府の魅力を存分に堪能してきました。

何よりもまず、私たち自身が別府市の魅力を肌で感じ、それを自分たちの言葉で発信していきたいという強い気持ちがありました。
実際に街を歩き、地元の方々とお話する中で、「こんなに素敵な場所を、もっと多くの人に知ってもらいたい!」と感じる出会いや発見がたくさんありましたので、ご紹介します。


a. イベントに参加!


ちょうど開催されていた「別府八湯温泉まつり」に参加。
別府八湯の源泉を持ち寄り、駅前から10号線までの通りを温泉でびしょびしょにするお祭りで、企業や団体、学生など多くの方が神輿を担いで盛り上がっていました。
次回は、「見る側ではなく担ぐ側として祭りに参加したい!」そんな気持ちが高まりました。

ステージから温泉が撒かれるだけでなく、道路脇には簡易プールも設置されていて、子どもから大人までびしょ濡れになりながら楽しんでいました。
私たちも全身びしょ濡れになりながら思いっきり楽しみました!体がすっかり冷えたあとの温泉は、もう本当に最高でした!





また、今回の視察にあわせて「せっかくなら一緒に別府を楽しみませんか?」と社内に声をかけたところ、宮崎支社のメンバーが来てくれることに!
イベントを一緒に楽しんだあと、夜は飲みに行って、普段なかなか話せないことまで語り合うことができました。
九州エリアの支社同士、改めてつながりが深まった1日になりました。


b.温泉天国別府で非日常の景色を堪能!


観光地もしっかり歩いてまわりながら、街の雰囲気や地元の空気感をじっくり感じることができました。


▪ 鉄輪(かんなわ)エリアを散策

別府の中でも、特に温泉情緒あふれる鉄輪エリアを歩いてきました。
石畳の道、昔ながらの建物、そしていたるところから立ちのぼる湯けむり…。
どこを切り取っても絵になる街並みで、まるで時間がゆっくり流れているような、不思議な感覚に包まれました。





鉄輪散策の途中で立ち寄ったのが「ひょうたん温泉」。
名物の足湯に浸かりながら、旅の疲れを癒しつつ、メンバー同士でのんびり語らう時間も。
じんわりと温かさが伝わってきて、足湯だけでもしっかりリフレッシュできました!





▪ 地獄めぐりで迫力の自然を体感

別府といえば外せないのが「地獄めぐり」。
コバルトブルーに輝く海地獄や、湯けむりがもうもうと立ちのぼる鬼石坊主地獄など、それぞれ違った表情を見せる地獄を巡りながら、自然の力強さと美しさに驚かされました。





▪ レトロな雰囲気漂う竹瓦温泉へ

最後に訪れたのは、別府のシンボル的存在「竹瓦温泉」。
大正ロマンを感じさせるようなレトロな建物に、入る前からわくわく。





浴場の中も歴史を感じさせる趣があり、まるでタイムスリップしたような気分に。
地元の方々と同じ湯に浸かることで、別府の「日常の温泉文化」にリアルに触れることができました。





C. グルメも超充実!ここだけの味覚を楽しむ!


視察の合間には、大分ならではの味もたっぷり堪能してきました!
地元で長年愛される名店から、観光客に人気のスイーツまで、魅力あふれる大分グルメを一部ご紹介します。


大分に到着して、まず向かったのは、とり天発祥の店として有名な「東洋軒」。




外はサクッと軽く、中はふっくらジューシー。シンプルながら飽きのこない味わいで、ごはんとの相性も抜群でした!


他にも、大分を代表する高級魚「関アジ・関サバ」や、新鮮なお魚を食べたり








温泉の蒸気で蒸し上げた別府名物「地獄プリン」も堪能。
中でも岡本屋の地獄蒸しプリンは、濃厚な味わいとほろ苦カラメルがクセになる美味しさでした。





さらに、別府冷麺発祥の店「胡月(こげつ)」で冷麺を食べたりと、地元グルメを楽しみました!





そのほかにも、地元の居酒屋を何軒かハシゴしながら、大分の地酒やかぼすチューハイ、美味しい料理を満喫しました。
どのお店もあたたかく居心地がよく、食も会話も自然と弾み、地元グルメを心ゆくまで味わうことができました。








4. 気になった点・課題




もちろん、魅力ばかりではなく、現地ならではの課題もいくつか見えてきました。


▪ 坂が多く、移動が少し大変
山と海に囲まれた地形のため、傾斜のある道が多く、移動には少し苦労しました。
観光地ならではの移動手段として、トゥクトゥクタクシーを走らせるのはどうか、というアイデアも出ました。

▪ 空き物件が多い
先ほどお伝えした BEPPU PROJECT さんでは、空き物件をアトリエとして活用されていたため、私たちもその取り組みを参考にしながら、空き物件の活用方法を模索していきたいと感じました。

▪ IT企業がまだ少ない
大企業が進出しづらい土地柄もあり、IT業界のプレイヤーが少ないのが現状だそうです。
だからこそ、私たちがその第一歩を踏み出す存在になれたらと思っています。


こうした課題を感じる一方で、だからこそ別府支社の事業構想への思いが一層強まりました。
地域のリアルを知った今、どんな形で関われるか、何ができるかを、これから皆で一緒に考えていきたいと思います!





5. さいごに




別府視察を通じて感じたのは、「人のあたたかさ」「地域のポジティブな空気」です。
市役所の方々をはじめ、出会ったすべての人が前向きで、「地域を良くしていこう」という熱量にあふれていました。

暮らしの面でも、温泉・自然・美味しいご飯があり、充実した生活が送れるのも別府の大きな魅力だと思います。
東京と比べると、たしかに娯楽や人の多さは控えめかもしれませんが、家賃を抑えられる分、趣味や自己投資にお金や時間を回すことができます。
海と山に囲まれた緑豊かな環境の中に、必要なものがコンパクトにまとまり、日常の中で温泉に浸かって心も体も整えられるのが別府です!

これから、別府支社の立ち上げを本格化していきます!
7月1日の設立を予定しており、準備もいよいよ本格モードに入ってきました。

「一緒にやってみたい!」「なんだか面白そう!」と感じた方がいれば、
ぜひお気軽にご連絡ください。一緒に別府で新しいチャレンジをつくっていきましょう!