チョウザメ養殖始めました!

2022年10月20日

みなさん、こんにちは。
養殖もできちゃうエンジニア、小海支社の養殖大臣こと江頭です。
僕のことが気になる人は是非こちらの記事を読んでみて下さい!


はい、題名の通り、なんと新たに生簀を借りて、「チョウザメ養殖」を始めました!




「新たに?どうゆうこと?」と思った皆さんへ簡単にご説明。
実は去年の6月から小海町内の五箇地区で担い手不足で小海町から失われた養殖産業を取り戻すべき事業として、養殖事業を始めました。
育て始めたのはイワナとニジマスです。




では、どうしてチョウザメ養殖を始めることになったのか?
今回は以下の内容でお話ししていきたいと思います!

ーー 目次


● チョウザメ養殖することになったきかっけは?


●チョウザメ養殖を始める時に不安はなかった?

●チョウザメ養殖でどんな地方創生を?





ーーチョウザメ養殖することになったきかっけは?


実はこれ、養殖事業を始めたことから繋がっているんです...!
始めた時に「IT企業が地域活性化のためにイワナとニジマスの養殖を始めた」と、信濃毎日新聞に取り上げていただきました。



この記事を見た小海町の隣町にある、南相木村役場の担当の方から小海町役場へ連絡があり
「もしよければうちの生簀も使ってほしい!」とお話を頂いたのが始まりでした。

さて、ここで何を養殖しようか、と小海支社内みんなで考えた時に、

「せっかくだからイワナ以外の魚をやろう!」

「お、同じく長野県内の長和町でチョウザメやってる!」

「そういえば、以前テレビで取り上げてもらった時に、次始めるとしたらチョウザメどう?

長和町でやっている人いるって聞いたことある!教えてもらったことある!話聞きに行ってみよう!」

という勢いそのままに、SNSを通して、チョウザメ養殖から加工まで手がけていたドリームウイングス株式会社さんにコンタクトをとり、代表の東久保さんに会いに行きました。

チョウザメを通じて日本をよくしたい」という熱い想いをひしひしと感じ、やはりやるならチョウザメだ!とメンバーの想いは一致しました。現在も東久保さんにはチョウザメ養殖についてやその展望、仕入先を紹介して頂くなど本当にお世話になっています。

長くなりましたがこれがきっかけですね!

そして今回はチョウザメの一種である、「ベステル」の稚魚100匹を室内へ、お試しとして成魚10匹を屋外の生簀へ放流しました。

ーーチョウザメ養殖を始める時に不安はなかった?


よく皆に聞かれるのですが、特に不安はなくてむしろワクワクしかなかったです。
昔、熱帯魚を飼っていた時にチョウザメも古代魚の一種として熱帯魚カタログに載ってて飼ってみたいなぁ〜と思っていたくらいなのでw


強いて言えば、ソフトウェア開発しながら養殖をするという2足のワラジのため、ちゃんと養殖へ工数を割けるかというところくらいですかね。
その辺りは、南相木村在住でバイタリティ溢れる大井さんを契約社員としてお招きすることで、その方に管理してもらうことでだいぶ解決しました。
大井さんについてはまたの機会でご紹介させて下さい!


ーーチョウザメ養殖でどんな地方創生を?


実は長野のチョウザメは信州皇魚というブランド魚として商標登録されています。
このブランド名、めちゃくちゃカッコよくないですか!?
テンション上がる名前ですよね!
海なし県の長野から、海洋資源の代替淡水魚として日本の食卓へお届け!とかできたら凄いですよね。

長野は八ヶ岳から湧き出る名水があり、そんな良水で育まれたチョウザメは、信州の皇帝魚とも呼んでもいい素晴らしい価値を提供してくれるのではないか!

地元産の名物としてチョウザメ肉やキャビアを出せば地域活性化の一役を担えるかもしれない...!
そんな想いで始めています。

実は僕もまだチョウザメの肉は食べてはいないのですが、熟成が可能で、濃厚な旨味を感じる魚身になるとか、、じゅるり
熟成後は煮ても焼いても美味しいらしく、しゃぶしゃぶとかで食べると美味しそうですよね!
そのうちレポートしようと思いますw


こんな風に僕らの挑戦はまだまだ続きます!また次回をお楽しみに!







チョウザメが到着~


チョウザメが届いた時の様子はこちら。
なんと宅急便で届いたんです。ちょっとシュールですねw






箱からチョウザメを取り出して・・・




皆に見守られながら水慣らしをして、生簀に浮かべることができました。



僕らの挑戦はまだまだ続きます!
また今度お話ししようと思います。お楽しみに!




【番外編】

小海支社では日々の様子をInstagramでも更新中です。
また、小海支社の商品紹介ページが完成しました~!

養殖事業の他、このブログでもお伝えしていた、小海町の特産品である「くらかけ豆」を使用して作られた「HITASHIMAME」の缶詰、その想いも綴ってあります。




良ければチェックしてみて下さい~🐥




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