【前橋ブックフェス】"ROCK"フェスならぬ"BOOK"フェス？街全体がフェス会場に！

2024年11月22日

こんにちは！
前橋支社エンジニアの吉田です。

2024年10月19日、20日に前橋市の中心市街地で非常に珍しいフェスが開催されました！

皆さんは、「フェス」と聞いたら何を思い浮かべますか？

一般的には、音楽イベントが頭に浮かぶと思いますが、今回開かれたのは ”ROCK”フェスならぬ、”BOOK”フェス。
つまり、本の祭典です！

どんなイベントだったのか、当日の様子なども含めながら順番にご紹介していきます！

🔖目次

1. 前橋ブックフェスってなに？

2. 実際に参加してみた

3. イベントを振り返って

1. 前橋ブックフェスってなに？

そもそも、前橋ブックフェスってどんなイベントなのでしょうか？

「本でみんなが元気になる」をコンセプトに、家で眠っている本を集めて、次の読み手へと引き継ぐ。
前橋ブックフェスを通して、前橋を、皆を元気にする催しものです。
群馬県前橋市の中心市街地（まちなかエリア）中央通り商店街に、全国津々浦々から寄贈された本が集まりました。

初めて開かれた2022年は2日間で全国から約48,000人が来場し、26,737冊の本が前橋に集まり、本のやり取りが行われました。
今回はさらに、約64,000人の来場者と全国から約73,000冊の本が集まったとのことです！

気になる本が見つかったら、出展者とお話しし、本を持ち帰ります。持参した本と交換することも可能。
なんと参加費は無料で、やり取りする本の数に制限はないという、大変太っ腹なイベント。

主催者の方々も「損得じゃできない、失敗に飛び込む覚悟で取り組む」といった熱意を持って、前回含め取り組んでいたイベントでした。

その中心には、前橋に集まる人のたくさんの笑顔を見たいという、気持ちを感じました。
そんなイベントに、Vitalizeとして応援したい！イベントを盛り上げ、地域を活性化していきたい！
という思いで、協賛金を出して協力するという形をとらせていただきました。
イベント設営にも参加し、チラシを配ったり商店街にフラッグを設置したり、イベント時により多くの方々に楽しんでもらえるようみんなで取り組みました。

📌 前橋支社が「前橋BOOK FES 2024」に協賛しました。

https://www.vitalize.co.jp/news/230

2. 実際に参加してみた

そしてブックフェス当日。
実際に参加者として二日間ブックフェスに参加してきました！
あたり前ですが、多種多様な本があり、一参加者として楽しめました。

私は、妻と2歳の長女、3ヶ月になった次女で参加しました。

長く伸びる本の列、長女は「本がたくさんだねー！」ととても楽しそう。
中央通り商店街は本を通じて交流する方々と、次の読み手を待っている本たちで大賑わいです。

私たちは自然と、子どもたちが好きな絵本が並んでいるブースに足を運んでいました。
書店やネットで本を選ぶのとはまた違い、どこかの誰かが思いを乗せて前橋に届けてくれた本は、新たな発見が多く、こんな本があるのか！と嬉しくなりましたね。

本を譲っていただく際に、本の提供者や係の方に「この本、いただいてもよろしいですか？」と声をかけると、

「ぜひ持っていってください！私も子育てしているときに、この本に助けられることも多かったです！」

と言ってくださいました。
本の受け渡しの際にコミュニケーションが生まれ、提供者がその本に抱く愛情が伝わってきました。
このように、思いのこもった蔵書を次の読み手に託す場が、このイベントの醍醐味なんだな〜と感じました。

本と人との出会いを楽しむことができたひと時で、娘たちもいただいた本がお気に入りの一冊になったようです。

また、ブックフェスの開催に伴い、中央広場では色んなパン屋さんが集結していたり、前橋元気プラザ21という場所にて、動物ふれあいコーナーや読み聞かせのイベントが開かれていたり、副次的に周りの店舗等にも人が流れ、街全体が活性化しているのを肌で感じることができました。

こんな美味しいものがあるんだな、子どもと一緒に遊べるこんな場所があるんだな、などなど、まだまだ知らなかったものにも巡りあえました。

3. イベントを振り返って

私たちが活動している前橋まちなかエリアは、行政だけでなく、多くの民間企業や団体も主体となって、積極的にまちづくりに取り組んでいる地域です。
街全体を巻き込んで開催された今回の前橋ブックフェスの運営チームやスポンサーも同様、民間団体や民間企業で構成されています。

自分たちの住む街をさらに素敵な街にしていこう、と第一線でがんばっている各民間団体や各企業の意思に賛同して、「私たちもできることからはじめよう」という思いから、今回は協賛という形でこの取り組みに参加しました。

Vitalizeでは、「日本を活性化する」というミッションを掲げており、前橋支社でも地域イベント等に積極的に参画しながら、「まちとともに成長する」ことを意識して活動しています。