千葉支社設立から2年を振り返る
2025年05月15日

こんにちは。千葉支社の松原です。
Vitalize千葉支社は、おかげさまで設立から2年を迎えることができました。
「地方にいながら、本気で事業を立ち上げ、育てていく」
この想いに共感し集まったメンバーと共に、私たちは日々、地域に根ざした事業づくりに取り組んでいます。
この記事では、この1年の歩みを振り返るとともに、私たちが目指すこれからについてお伝えします。
目次
1. これまでの歩み
2. やり切れたこと/やれなかったこと
3. これからの千葉支社
1. これまでの歩み
この1年、千葉支社では行政や大学、農業を軸に、地域との連携を深めてきました。
これらは、地域の活性化や課題解決を目指す一環として取り組んできたものです。
振り返れば1年目は、「地方創生」という言葉を掲げつつも、事業ドメインが定まらず、構想や検証の段階にとどまっていました。
その中で、私たちは何度も問い直しました。
-
なぜ事業を立ち上げるのか?
→ 理想を理想のままで終わらせないために。事業にすることで、社会に影響を与えたい。
-
どんな事業でも良いのか?
→ 自社の強みを活かせて、明確なニーズがあり、誰かの役に立てる事業に取り組みたい。
-
事業は儲からなければならないのか?
→ YES。持続可能な仕組みにするためには、きちんと利益が出る構造を作りたい。
結局、答えはシンプルでした。
地方にはまだ改善の余地が多く残されており、だからこそ挑戦する価値がある。
私たちはそこに可能性を感じています。
2. やり切れたこと/やれなかったこと
✅ やり切れたこと
-
開発事業の安定化
支社長が直接関与せずとも、他拠点の力を借りながら自走するチームが出来ました。
-
農業・宿泊領域への挑戦
8か月におよぶ農業事業の検証を行い、宿泊業にも参入しました。
いずれも実地での運営に踏み込み、実態に即した取り組みを進めています。
これらをベースに、3年目は大規模な新規投資とシステム化の加速を進めていきます。
❌ やれなかったこと
一番の反省点は、社会への発信がほとんどできなかったことです。
取り組みを外に伝えきれなかったことで、共感や仲間づくりの機会を失ってしまったと感じています。
これは私自身の課題として、今後解決していきたいと思います。
3. これからの千葉支社
私たちがこの地で目指すのは、
「地方にいながら、東京と遜色のない技術・経験を積み、かつ事業づくりにも関われるチーム」
▷ 技術力を磨く
本社・他支社と連携しながら、設計・開発・運用の力を日々高めています。
要件定義やアーキテクチャ設計といった“上流工程”にも地方から関われる体制を整え、場所に縛られないエンジニアリングの実現を目指したいと思っています。
▷ 自分たちで事業を育てる
宿泊事業(旅館・民泊)
予約管理や収支管理、集客導線の改善など、運営と開発の両面から改善を進めています。
今後、地方では後継者不足による事業撤退がますます増えると予想しています。
そうした中で、持続可能なモデルを構築し、次世代に継承できる仕組みを作ることが目標です。
農業事業(観光農園)
予約・決済・作業記録・集客を一体化した仕組みを自社で企画検討中です。
現場にも自ら入り、実態に即した仕組みを模索しています。
将来的には、大規模圃場の運営を通じて、次世代農業のモデルケースとなることを目指します。
「技術で事業を支える」だけではなく、
「事業の当事者として、技術の力をどう活かすか」というフェーズに入りつつあります。
私たちの原点であるシステム開発の力を最大限に発揮し、
地域から新しい価値を生み出していきたいと思います。
最新記事
2025年05月30日
エンジニアがライブハウスのオーナーに?!~夢を叶えるまでの軌跡~2025年05月23日
【視察レポ】心躍る別府の可能性!支社設立に向けた“発見”の旅2025年05月15日
千葉支社設立から2年を振り返る2025年05月09日
小林支社設立1年を振り返る2025年04月30日
儲かる農業?佐々木さんが目指す未来に繋ぐ農業のカタチ2025年04月24日
米騒動の真相とは?佐々木さんが語る米業界の裏側2025年04月18日
なぜ売れた?「売る農業」で40haまで拡大した佐々木さんの挑戦2025年04月10日
支社間留学で見えた、新たな働き方と挑戦の可能性2025年04月01日
和歌山支社設立2年を振り返る2025年03月25日
小海支社設立から4年を振り返る
過去記事(年月別)
- 2025年05月(4)
- 2025年04月(4)
- 2025年03月(5)
- 2025年02月(3)
- 2025年01月(3)
- 2024年12月(4)
- 2024年11月(3)
- 2024年10月(4)
- 2024年09月(4)
- 2024年08月(4)
- 2024年07月(4)
- 2024年06月(4)
- 2024年05月(4)
- 2024年04月(2)
- 2024年03月(4)
- 2024年02月(3)
- 2024年01月(3)
- 2023年12月(3)
- 2023年11月(2)
- 2023年10月(3)
- 2023年09月(1)
- 2023年08月(2)
- 2023年07月(3)
- 2023年06月(5)
- 2023年05月(3)
- 2023年04月(4)
- 2023年03月(5)
- 2023年02月(5)
- 2023年01月(4)
- 2022年12月(3)
- 2022年11月(4)
- 2022年10月(4)
- 2022年09月(6)
- 2022年08月(2)
- 2022年07月(4)
- 2022年06月(4)
- 2022年05月(5)
- 2022年04月(7)
- 2022年03月(7)
- 2022年02月(3)
- 2022年01月(4)
- 2021年12月(2)
- 2021年08月(1)
- 2021年06月(2)
- 2021年04月(1)
- 2021年02月(1)
- 2020年12月(2)
- 2020年11月(3)
- 2020年10月(3)
- 2020年07月(2)
- 2020年02月(3)
- 2020年01月(2)
- 2019年12月(1)
- 2019年09月(1)
- 2018年10月(1)
タグ