島の過疎化を食い止める

2021年04月13日
皆さんこんにちは!
Vitalize喜界支社の土岐です。

私はVitalizeでエンジニアをやりつつ、喜界町議員として政治活動を行っています。
今回は弊社が取り組んでいる島活性化に向けて、主な活動をご紹介いたします。

目次
①空き家・廃校活用に向けて現地調査へ
②中学・高校のプログラミング教育の現状
③喜界町が進める事業への参入
④スポーツを通して子供たちに輝ける場を
⑤島内の情報共有やUターン促進に向けて喜界島アプリを開発中



①空き家・廃校活用に向けて現地調査へ

喜界町には空き家・廃校が増えているのが現状です。

喜界町世帯数3179戸  

うち、空き家は以下になります。
非住居455件
廃屋285件 合計740件

空き家の現状を調べて、貸し出しできる空き家を再利用できないか?現在調査中です。





②中学・高校のプログラミング教育の現状

校長先生、教頭先生、担当主任の先生方と面談する機会を作っていただき、学校側の現状をヒアリングしてきました。

《中学校の取り組み》
2021年度から中学校にてプログラミング教育が導入されます。科目は技術/家庭の授業です。
中学生にとって大事なことは、「プログラミングができる」ことではなく、ITに強くなって使いこなせるようになることだと考えられています。



《高校の取り組み》
2022年度からすべての高校生がプログラミングを学ぶように情報科のカリキュラムが変更されます。
また、大学入試の科目に「情報」の追加が検討されています。
現状は、まだまだ導入に向けて模索段階で外部からのサポートが必要だと考えます。
今後は、学校側とも連携を図り教育面の充実に向けても動いていく必要があると感じました。



③喜界町が進める事業への参入

先日はワーケーション推進事業説明会&意見交換会 に参加しました。

「ワーク」と「バケーション」を組み合わせて喜界島にも新たな観光を!

観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用し、働きながら休暇をとる過ごし方を進めています。
島の企業側がワーケーション、テレワークなどに馴染みがなく話はあまり進みませんでした。
今後の課題でもあり、観光地化されていない喜界町にとってはすぐには進められない事業ですが、検討していく必要性を感じています。


次に若者創生会議事業の立ち上げに参画。
町内在住の若者がまちづくり等に関して語り合ったり協議したりする場を創出し、その中で見出した施策、事業等を町長へ提案し若者のまちづくり参画を促す事業です。

熱き島人で集まり、活性化に向けて話す場を作っていきます。
現在16名参加で4月からスタート予定です。



そして島留学協議会にも参加しました。
そこでは喜界町初の試みでもあります「島留学プロジェクト」について話し合いがなされました。
行政が寮などを建設し、喜界島のサンゴ礁研究所と連携を図りながら島の魅力を発信していく事業です。

少しでも多くのこどもたちを喜界町に!を目標にスタートしました。
弊社ではWEBサイトの作成を担当しています。
制作にあたっては喜界中学校、喜界高等学校に定期的に出向き、サイト内で学校側の情報をどのような形で掲載していくか?などをヒアリングしています。

今後は行政側とやり取りをしながら良いものを提供できるよう取り組んでいきます。



④スポーツを通して子供たちに輝ける場を
年長・年中・年少約100名の子供たちに運動の楽しさ大切さを遊佐コーチが楽しく指導しました!
*遊佐はVitalizeの社員です。

この取り組みを通して先生方からも

「本当に素晴らしい会社だね!」
「また計画を立てて、子供たちにスポーツの楽しさを届けてほしい!」

というお話を頂きました。
未来を担う子供たちにスポーツを通して、学ぶ大切さを届けていきたいです。





⑤島内の情報共有やUターン促進に向けて喜界島アプリを開発中

目的は、喜界町を出ていく学生や島民の方々にアプリを通じていつでも喜界島を感じられるものを提供することです。

・島に帰りたい時に住まいや仕事がアプリ一つで情報収集できる
・帰ってきやすい/定住しやすい環境作りを支援する
・通知機能などを活用して災害時などの情報をいち早く確認でき、迅速な避難ができるようにする

こういったことを実現したいと思っています。

現在は島の情報はネットで検索しても中々出てこないのですが、喜界島島アプリを通して情報共有を充実させていこうと思います。



以上です。

最後に、
今後も弊社は島活性化に向けて、さまざまのことに取り組んで参ります。
地域の方々とも交流を深めて過疎化を食い止め、街の活性化(Vitalize)をしていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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