みちはた経験『会社のいちメンバー(ジェネラリスト)として強くなるには』

2020年01月23日

みちはた経験『会社の一メンバー(ジェネラリスト)として強くなるには』



イチメンバー(ジェネラリスト)として強くなれるのか、についてですが、要素としては
1.どの仕事に取り組むにしても言える話
2.どの仕事に取り組むべきか
3.仕事以外で何をすべきか
がある、とお伝えしました。 今日は2(どの仕事に取り組むべきか)についてお話しします。 与えられたタスクは120%やるとして、いろんな仕事がある中で、どんな特徴をもつものに積極的に挙手すべきか、って話です。


1.与えられる裁量の大きい仕事
2.資格だったり経歴が必要な仕事
3.最先端から一歩後の仕事
かなと思ってます!


①与えられる裁量の大きい仕事


ここでいう「裁量」とは、「任せてもらえる業務範囲」のことです。 反対は、何をするにもイチイチお伺いを立てないといけない、だったり、マニュアルに決められた業務しかやってはダメ、とかですね。 今の変化の激しい時代で勝ち抜くには、とにかく、自分で課題を見つけ、自分で考え、自分や周りを巻き込んでで突破する、という経験を繰り返すことが重要だと思います。 裁量が大きいと、ぶつかる課題のレベルも上がり、突破力も磨かれます(もちろん責任感も爆増しまし、失敗したときのダメージも大きいですがw)。その結果、今まで語ってきたリーダーシップやマネジメントに必要な要素も身につきます。 なので、僕自身としては、みんなにできるだけ仕事の裁量を与えようとしてます(基本的に、「任せた!」とか「好きにやっていいよ!」とかのあれですねw)。 ホウレンソウはちゃんとしつつも、是非与えられた裁量の中で成功体験を積み上げてください! そして、どんどん裁量の大きい経営層を目指してきて欲しいです。


②資格だったり経歴が必要な仕事


バックオフィス業務が多いかもしれませんね。 MBAホルダーが優遇される経営企画とか、士業資格が優遇される、経理とか法務とか労務とかですね。 小さい会社だと、割と経験が浅くても、任せてもらえるチャンスが多いです。 それなりに、理論体系はよくできていて、背後にある思想とかを知ると、経営的な意思決定のセンスが磨かれやすいです。


例えば、契約自由の原則と、労働法や下請法や公序良俗理論での制限のバランスとかですね。どこまで許されるか、の感覚が身についてきます。 経営企画では、経営の意思決定やそれを下支えする数字の理論を学ぶことができますね。 ただ、世の中にインパクトを与える人間になりたいなら、ずっとやる仕事ではないです。 あくまで、経営の意思決定のセンスを磨くトレーニングかなと思っています。 弊社としては、基本的に、専門チームは置かず、誰でもやりたい人がいれば任せますので、挙手ください!


③最先端の一歩後の仕事


ジェネラリストといえども、ある程度は強みが無いと、マネジメントしかできなくなっちゃいます。 そして、その強みは、もちろん①②でも磨かれるのですが、先進技術的な観点で一つ。 平たくいうと、基礎研究が実用に耐えうるような形になった瞬間に、爆速キャッチアップする、が一番効率がいいってことです。 例えば、量子コンピューターだったり蓄電池だったり、大手が多額の資金を投入して産業化にこじつけようとしています。 とはいえ、流れくらいはキャッチアップしつつも、今の段階で深入りするのは学習コストが大きすぎると、個人的には思います。 今だと、当てはまるのは、やはりAIや自動運転、IoTですかね。 けっこう文献が出てきたくらいが頃合いかと思います。 フルスタックエンジニアを目指している方も多いと思いますが、あれはあくまでレイトマジョリティです。 今は、会社としては、ビジネススキル×フルスタックエンジニア、で勝とうとしてますが、そのうちもう一段階上を目指して欲しいですね(僕自身ももっと成長せねば!)。 そのために、どの技術のアーリーアダプター・アーリーマジョリティになるか、アンテナ張りましょう! https://news.mynavi.jp/article/itgyokai-49/以上です、参考にしていただければ幸いです。

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