Vitalize CTO徳江について徹底解説!

2022年12月06日
 

こんにちは!
採用広報の前原です。

本日は、VitalizeのCTOである徳江に注目!!!

徳江という人物像をはじめ、CTOが考えるVitalizeの強み、Vitalizeが求める人物像について率直に聞いてみました。



徳江 勇樹(Vitalize 最高技術責任者)
東京工業大学大学院修士課程 生命理工学研究科 生体システム専攻 ゲノム解析系の研究室に在籍。
卒業後、製造業系コンサル企業で自動車業界Tier1、携帯電話メーカー、家電・OA機器大手などを顧客として、グループウェアの開発、PL・テックリード・リリース・テクニカルサポート・社内インフラ管理・オンプレサーバー群構築・サポート・翻訳業務などを経験。

2012年に転職。転職サイトにて、SEO・グロースハック・ フロントリニューアルから、社内CRM/コールセンターシステムの構築・内部統制対応・社内分析基盤・エンジニア育成(特に、非エンジニアからの転向)などに従事。

2018年、仲間とともに『株式会社Vitalize』を企業。現在はCTOとして、主にシステム開発・後人育成に勤しんでいる。


ーー『徳江 勇樹』という人物像について教えて下さい


私は基本的に面倒くさがりですね。(笑)
なので回りくどいことが本当に苦手で、社会人にありがちな建前での会話も嫌。
メンバーとは常に本音でぶっちゃけて話がしたいし、どんどん育てて任せたいと思ってます。

これは持論ですが、すべての仕事・サービスは何かの「代替」。「面倒くささ」は需要。
だから、この感情は仕事をする上でも、きっと大事なことだと思ってます。

それから、人が好きですね。
みんなと話したいし、どんどん育ってほしい。
そして、イーブンに悩みを打ち明け合って、相談し合って、提案し合っていければ最高!

ちなみに昔は人が好きではなく、どちらかというと嫌いだったし世界に対して卑屈な人間でした(笑)
視力が悪く、世界が全部眩しく見えていて、それに比べて自分なんて…って思ってたんですよね。


しかしある日、レーシック手術をしたんです。
手術後、世の中がもっとキレイに見えるようになりました。
でも、世の中はそこまで思い込んでいらほどキレイなものばかりでもなかったのも事実で、世界はそこそこばっちいものでした(笑)

すると、「あ、自分って思っていたよりも悪くないんだな」って思えたんです!
(見た目もスペックも…ある意味、真の客観視が出来た瞬間というか。)

それから世界が好きになったし、人のことも好きになりましたね。

ただ、自分自身に自信がないのも特徴かな…。
自分自身で答えを見つけ出せるなんて尊大なこと思ってないし、まだ見いだせていません。
皆の中に、各拠点の現場にこそ、もっといい答え(の種)がありそう。

ゆくゆくは、いい答えを探す手伝い、それを押し出していく手伝いをしていきたいですね。


今はVitalizeでCTOを務めさせていただいてますが、CTOなんてのはただの肩書に過ぎません。
今後、私が担当している領域についてもどんどん後任のメンバーにお任せしていこうと思っています。


ーーCTOがエンジニアという職業に就いたきっかけは?


最初は、新卒の時にエンジニアだけではなく、コンサルも視野に考えていました。
入社研修中、半年間で社内の各部署を経験し、とあるきっかけで業務時間外にExcelVBA(※1)でちょっとした業務改善ツールを開発。保守する機会があったんです。
その時に、業務と繋げてシステムを作りこみ、喜んでくれる人がいることに遣り甲斐を見出したのがエンジニアになったきっかけです!

(※1)VBAとは、Microsoft Office製品に搭載されている簡易的なプログラミング言語です。
VBAで書いたプログラムを実行することで、日々手作業で行っている様々な業務を自動化し、効率化することが可能です。


ーーVitalizeのCTOとしてどんな業務を行っていますか?




CTOの業務は企業によって担当領域が異なります。
今回は、私がVitalizeのCTOとして担当している業務の一部をご紹介しますね。

実業務

○ PL(プロジェクトリーダー)/ PM(プロジェクトマネージャー)
 - 特に、PRJを通じて中堅の育成に注力
○ 他、ヘルプ対応

● コーポレート系

○ 技術調査
○ 社内への情報投下・活性化
  -特に中堅向けを重視(後人育成の為)

●技術記事の共有

●世情・トレンド・技術の新聞記事共有

●外部勉強会などのイベントシェア&レポート

その他、営業・セキュリティのヘルプ対応・広報イベントへの繋ぎ・メンバーへの後押し等々。
これらの業務は他社のCTOの方もやっていらっしゃる領域だと思います。

ここからは逆に、世のCTOに比べてVitalizeのCTOがやっていない業務もご紹介しますね。

実は、世のCTOの業務の50%くらいは『採用』なんです。
ただ弊社には人事チームがいますし、これまでの経験則を踏まえた採用基準が優秀なので、私はほぼノータッチです。

また、社内の制度作り・リソース調整、入社教育についても以前はどっぷり担当していましたが、最近では後任の役員メンバーにどんどんお任せ中!

だいぶ、楽をさせてもらってます(笑)


ーーCTOとして大事にしていること・信念は?


  • 『最後は、人である』

我々が作っているのはシステムではなくて、『どう人を助けるか』だと思っています。
その手前の、仕様書・契約・ロジックとか言語の奥の『人』を見るように自他に意識させていますね。

  • 『悩むだけ時間の無駄』

新人の頃はもちろん、仕事をしていると誰でも壁にぶち当たることってありますよね。
もちろん自分で考えて調べて解決することも大事ですが…。


  • 『10分経っても自分自身で解決策を見つけられない場合は、周りにすぐ相談する』

Vitalizeでは、このルールを徹底しています。

みんながぶち当たる壁は、だいたい過去に誰かがすでに乗り越えているはず。
どんどん聞いて、話して、相談して、レビューする。
そうすることで、いつまでも自分だけで解決しようとするよりも効率的に業務を進めることが出来ます。

その時間で、別の業務を進めることが出来ますし、聞いた分だけ成長すればいいのです。
(調べ方・抽象化しての考え方)

そもそも多くのことって、『調べ方』が難しいんですよね。質問ついでに『調べ方』こそ教わるべき。『調べ方』がわかると、パーッと視野が広がる感じありますよね。
それを一つでも積み重ねてくことが成長になります。
それを活用していろいろできるようになっていくことが、回答者への恩返し だと思うんですよね。
そして将来、自分が助けて育ててもらった分だけ、他のメンバーを助けてあげてほしいな!

  • 『新人は質問するのが仕事』

新人の頃は質問するのが当たり前。だって知ってる訳ないんだから(笑)
周りのメンバーだって、あなたが『何を知らないか』を知らないんです。だから知らないことを周りにどんどん教えて欲しいです。
Vitalizeでは、周りのメンバーが一緒になって解決策を考えてくれるので安心してください!

もし、「何が分からないのかが分からない…!」と混乱している状態であれば、そのまま「混乱している」と相談してほしいです。
それを一緒に紐解いていくのも周りのメンバーの役目です。
そしたら次は、混乱していても落ち着いて整理できるようになりますよね?

Vitalizeでは、知らないことは恥ずかしいことではありません。
あなたが通る道は、周りのメンバーも通った道です。
分からないことを恥ずかしがらず周りに相談することで、あなたの自己成長にもきっと繋がるはずです!



  • 『仕事に邁進できるのは家族があってこそ』



私は子供が生まれてから、だいぶ考え方が変わってきて、(自分が楽しむから)
「子供たちの時代に何か少しでも良い方向に進む一歩を残したい」という思いがあります。

格物 致知 正心 誠意 修身 斉家 治国 平天下

仕事もそうだけど、まずは自分の家から。

子供とは毎日一緒にいたいし、色々なところに連れてってあげたい。
私の趣味のポタリング(サイクリング + 地方旅行)にもたくさん連れてってあげて、日本中の美味しいもの、素敵な場所、懐かしい風景を、地肌で感じさせてあげたい。

そんな思いがあるので、仕事が忙しくて早朝帰りしても、必ず保育園まで自転車で一緒に送っていってます。


ーーVitalizeエンジニアの特徴は何だと思いますか?


Vitalizeで働くエンジニアの特徴は、『逞しさ』ですかね。
元々、別の業界・職種からの転職組が多く、エンジニア以外の職務経験があるので大変な経験もしていたりするし、世の中の不条理もよく知っている。

現場を知っていることで、ビジネスドメインエキスパートに既になっている点、他職種の経験から複数ドメインの比較・抽象化が出来るのが強みですね。

また地方出身のメンバーも多く、既存の仕事・実績をかなぐり捨てて上京するという覚悟があるのも特徴でしょうか。

Vitalizeのメンバーは、逞しいからこそ優しいと思います!


ーーVitalize CTOの徳江が求めるエンジニアとは?


なによりも弊社のミッションに共感いただける方を求めています!
ちなみに弊社のミッションは、「地方創生を通して日本の少子化問題をくい止めたい」です。

自分自身に何が出来るのか分からないけど、当事者として協力したいと思ってくださる方ですかね。
もちろん、課題解決に繋がるような明確な想いや考えをお持ちの方も大歓迎です。

技術面では、何でもいいので一言語は独学でもいいので学んでいてほしいかな…。
(Rails Tutorial(※2)くらいはやっていてほしいかも。)

(※2)Ruby on Railsを学ぶには欠かせないオンライン学習教材のこと。

その他、どっぷり他職種(アルバイトなども可)で、現場経験がある方。
あなたの知見が、地方の現場や、特化したビジネスドメインとして役立つチャンスが弊社にはあります!

最後に、密な文化が好きなことも、弊社のカルチャーマッチに重要な要素です。
Vitalizeは『人』重視な会社です。
学生時代の部活的な濃密さ、相互協力などが大きいので、そこに飛び込めることが必須になります。
ここは弊社が行動指針として掲げている『率先垂範・利他貢献』に繋がる部分かもしれません。

自己のためではなく、他の為に行動することを大切にしているので、自然とメンバー間の関係性も深くなるのです。


ーーエンジニアを目指している方へメッセージ


エンジニアを目指して独学中の方も多いと思います。
私から独学のポイントをいくつか。
まず最初に、読んでいる・見ているだけでは身に入らないですよ。

実際に、いつも使っているもの、こういうのあったら便利だなーと感じたものを作ってみましょう!

そうすることで自分が一番の顧客になり、必然的にこだわりたくるし、改善したくなりますよね。
「やりたい」→「調べて使う」→「よっしゃ動いた!」→「覚える」が上達のコツです。

「作ってみよう」よりも「改造してみよう」の方が最初はいいと思います。(個人的意見ですが)
ゼロから作るのは大変だし面倒じゃないですか?
まずは手近なものを改造することから始めるのがオススメですよー!


ーーちなみに『今後身に着けた方がいい言語』ってありますか?


ぶっちゃけ、、、どの言語でもいいです!(笑)
言語ってどれも方言みたいなものなので、自分の好きな言語を学ぶのがいいと思います。
どの言語かってことよりも、ロジカルに組めて、1言語にどっぷり浸かってみることが大事!
(弊社の場合は、研修でも使用しているRuby on Railsからが早いかもね。)


ーー最後にご挨拶



本日は最後までお付き合いありがとうございました!
この記事を読んで、私、徳江という人物、エンジニア、Vitalizeについて知っていただき興味をお持ちいただけたら嬉しいです。


あ、私が登場しているこちらの記事もご覧いただけましたか?
【2025年に向けて】
https://www.wantedly.com/companies/vitalize/post_articles/140688

【CTOが聞く! 〇〇〇〇なエンジニア達の赤裸々トーク!】
https://www.vitalize.co.jp/blogs/81

創業当時のことなども書いてありますので、ご興味あれば。

それでは、さようなら。 
コメント