南佐久みらい会議とは?Vitalizeが思う課題と今後の展望とは

2024年10月17日

 
こんにちは! ⼩海⽀社⻑の濱野です。

おかげさまで、小海支社は設立してからあっという間に3年も経過していました。
https://www.vitalize.co.jp/blogs/195


これまで、エンジニアとしてシステム開発をしながら、イワナ・ニジマス・チョウザメなどの養殖事業を始めたり、特産品開発を手掛けたり、地元の小学生にプログラミングを教えたり、イベントに参加したりと、地域を盛り上げる為に幅広く活動してきました。

4年目はより深く地域へ飛び込むことを決め、色々と動いています。
その取り組みの事例として、7月に実施したイベントのことを書こうと思います。

 

🔖目次


1. 地域に住んでみてわかった課題感

2. 南佐久みらい会議とは?


3. 今後の動き 



1. 地域に住んでみてわかった課題感


2021年3月22日に小海支社を設立してから、小海がある南佐久地域に越してきて、自宅やオフィスの近所の方、事業を営まれている方や行政の方など、様々な方と交流することが増えました。

その中での気づきと仮説は、以下のようなものです。

- 地域課題に対して活動している人は想像以上に多い。
- 個々の取り組みはどれも素敵だが、周辺地域の人々の横串連携は、もっとできる余地がある。
- 横串連携を強化すれば、困りごとを共有したり、さまざまな立場からの意見が交わされることで、さらにアイデアが生まれやすくなり、自律的な組織へと成長できそう。

そこで、次のような取り組みの方向性を決めました。

定期的に、横串で繋がり続ける機会を創出する。
そして、Vitalize小海支社はその中心のハブとなる。

この方向性で取り組んでいくことを決め、具体的に行動しています。 
その一つとして、地元の有識者と一緒に企画運営した「南佐久みらい会議」についてお話していきます。



2. 南佐久みらい会議とは?


「南佐久みらい会議」とは、南佐久地域に住む人たちが、自分たちの将来を自分たちで切り拓くための会。「幅を広げる」をテーマに開催しているイベントです。
これまで、2024年4月と7月に開催しました。

 
 
📌【講演・ワークショップ】誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界を作る 〜佐久穂の小さな学校から学ぶ、日本の教育の未来〜


📌【講演・ワークショップ】ローカル線で地域を元気にする方法




企画運営は、主にベルテンポ・アンド・コンサルタンツの高萩さん・小海町議員の品田さんと自分で担当。
イベントでは地域内外の方から講演をいただきました。
その後、講演の内容をもとに参加者同士でディスカッションをしてもらい、気づきや学びをシェアすることで各自の行動に繋げていくという内容で行いました。

 


今回は小海町役場にて開催しました。




今回のイベントでは、ゲストとして、鳥塚亮さんにお越しいただきました。
鳥塚さんは、いすみ鉄道株式会社社長、えちごトキめき鉄道株式会社社長を歴任し、ローカル鉄道の「再生請負人」とも称されています。
これまで、ムーミン列車、昭和の国鉄形ディーゼルカー、訓練費用自己負担による自社養成乗務員運転士の募集、レストラン列車のプロデュース、いすみ鉄道の知名度を全国区にするといった、様々な形で地方創生に貢献してきました。


また、2023年9月にVitalizeが主催した千葉イベント「千葉から全国へ 皆で創り誇れる故郷とは ~令和の地方創生を考える~」でもご登壇いただき、今回で2度目です。大変お世話になっています。

 
📌 創業史上最大!IT企業が本気で地方創生イベントやってみた part②


毎度お会いする度に思いますが、本当にゼロベース思考・数値に基づいた冷静な分析・強い決断力・圧倒的に惹き込むプレゼン力など、経営者として憧れる要素が盛り沢山です!
いつも勉強させていただいております!

今回もお越しいただき、本当にありがとうございました。



今回のイベント当日の様子は、写真をご覧ください。













鳥塚さんの体験を踏まえたお話は、とても興味深く、参加者の方からも「参考になりますね!」「チャレンジし続けるという姿勢を忘れずに鳥塚さんのようにがんばっていきたいです!」とのお言葉をいただきました。
その後のディスカッションに関しては、「参加メンバーと意見交換、交流出来て小海町まで来て良かったです!」「自分と違った意見を聞くことができ刺激になりました!」と、参加された皆さんの活気で溢れていました。ご参加いただきありがとうございました!


3. 今後の動き


この南佐久みらい会議は、およそ四半期に一回のペースで継続し続けていきます。

参加する人たちの平均年齢は現時点ではまだまだ高く、もっと自分たちの将来を自分たちで切り拓くために、若い世代の参加を促せるようなコンテンツづくりをしていかなければなと考えています。

Vitalizeの挑戦はまだまだこれから。コツコツ継続あるのみです!


それではまた、次のブログでお会いしましょう!


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