新COOが語る キャリアアップまでの道のり

2023年06月30日


本日は新しく代表取締役COOに就任した濱野さんからお話を伺いながら、早期からのキャリアアップを目指すにあたって必要な要素などについてお伝えできればと思っています。
濱野さんは入社4年目で、代表取締役COOに就任するといった早期でのキャリアアップを実現しています。


就任の背景については下記をご覧ください。


それでは早速、濱野COOからお話を伺っていきましょう!


-- 濱野 史明(はまの ふみあき)/ 小海支社長 兼 代表取締役COO







関西大学 システム理工学部 機械工学科 卒業

新卒で株式会社ニトリに入社
小型~大型店・新店立ち上げなどあらゆる業務を網羅的に経験した後、店長職を経験。

株式会社Vitalizeに入社後は、2021年より小海支社長、2023年より代表取締役COOを歴任する。




-- 早い段階でバリューを出す為に自己分析するべし!


前原)濱野さんは、入社3か月も経たないうちからリーダーや役員になるなどキャリアアップまでのスピード感がとても早くて驚きました!
ご自身よりも経験のあるメンバーの中に飛び込んで結果を出すまでに意識的にやっていたことはありますか?


濱野)そうですね、まず自己分析をめちゃくちゃしました!
元々、学生時代の就活で自己分析をしたことをきっかけに、自分自身を客観的に分析する面白さに気づいたんです。

なので、社会人になってからも定期的に自己分析を続けていました。

仕事でスランプに陥った時にも自己対話しながら壁を乗り越えてきたんです。

例えば、過去エンジニア適性について考えた時に、まずはPCを触ることが好きなのかを分析して考えてみました。

昔Excel関数をよく使っていて、業務効率を上げるために精度の高い売上分析をできるツールを開発したことがあったんですが、仕事の日だけでは全然時間が足りず、休日にも勉強したり作業していたんですよね。

ただ休日にPCで作業をしていても全然苦に感じなかったので、「ああ、自分はPC作業が嫌いではない」と分かり、エンジニアになっても長続きできると確信できました。

また、Vitalizeに転職するときにも自分自身を俯瞰して、社内のことがよく分かっていない段階でどのようにバリューを出せばいいのかを考えていました。

振り返ると、過去小売業店長をやっていたことでマネジメントには自信があったので、その経験やスキルを活かしてどんな職場でも最初は出来そうな部分でバリューを出せばいいんだと。

こんな感じで、転職活動の準備段階から適性や自身の強みについて自己分析をしてました!


-- 自分自身のストレスケアについても事前に自己分析


濱野)上記で述べた適性と強みについての分析に加えて、自身のストレスケアについても分析してました。

エンジニア業界ってつよつよな方が多くて、そんな方々と比べて技術がなければどうしてもストレスを感じると思ったんですよね。
でも技術って広大な範囲があるし、どうすればその状況を耐えることが出来るのかを考えたんです。

結論、IT業界は変化の激しい業界だし、新規技術にいかに追従するかで差は作れる、じゃあキャッチアップ力があればいけそうだと思いました。

キャッチアップ力をつけるには数をこなしていくことが大事だと思いましたが、ただインプットだけでは頭からすぐ抜けてしまうと思い、インプットしたらアウトプットを出すことも意識していました。

そこで、とにかくアウトプットするために無知をさらけだしてもいいから学んだ知識をQiitaで1日1本記事を投稿していました。

※「Qiita」とは、エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービスのこと

途中、精神的に病みそうになりながらも(笑)
なんとか100本の記事を出すことに成功しました!

100記事くらい書いたときに、某プログラミングスクールがツイッターで「Qiitaの記事を100本も書いてる人がいる!」とスクール内で紹介してくれたみたいで、独学だったのにそのスクールの方と知り合うきっかけができたり、楽しかったですね(笑)

努力を重ねた結果だと思います。
自己分析、強み活かす、アウトプットを最大に。そして自信に繋げる。

自分自身で「いける!」と思うまで努力は怠りません。


-- マネジメントに必要な外部折衝力


前原)徹底的に準備をされてきたからこその結果ですね!入社後のキャリアアップに必要なスキルはありましたか?

濱野)そうですねー。色々ありますけど、ひとつは支社長やCOOとして会社全体を動かす立場として必要なのは「外部への折衝力」かなと思います。
堂々と対外的に話せるって簡単に見えて実は難しいんですよね。
社内だったら問題ないけど、外部の方が相手だと萎縮してしまったりとか…。

あとは、全社目線で考えて動けることも大事ですね!
自身の見える範囲や近い範囲のみで物事を考えて進めていては会社全体に対する運営・意思決定を行うことは不可能だなーと常々思います。

-- 支社長として支社業務の効率化や発信を積極的に!


濱野)あとは小海支社長も兼任しているのですが、拠点単位での業務の効率化にも取り組んでいますし、社内発信も積極的に行っています。

支社で取り組んでいる地方創生事業なども、私が中心になって進めているのですが、私が仮に抜けた場合に支社運営が回らなくなってしまう恐れがあります。
そういった事態にならないように、メンバーへ業務を徐々に移管し、分掌をしていっています。

また、普段から細々した事でもチャットで発信するようにしていて、これにより別途伝えるための時間を取らなくてもメンバーが自ら情報をキャッチアップできるような環境づくりをしています。


-- 情報のキャッチアップ能力が全社視点をもつ鍵!


本記事でも何回か触れている「キャッチアップ力」と「全社視点」。
しつこいかもしれませんが、これが本当に大事なことなんです!

例えば、メンバーに質問や相談をされた時に情報不足では的確なアドバイスや道を示してあげることができないですよね。

だからこそ私はチャットで流れてくる情報をできる限りチェックして、常に情報や動向を把握するように意識しています。
これは社内外問わずですね。

この行動を徹底していたら、ある時から「本当は濱野さんは一人ではなく三人いる」と言われるようになりました(笑)

色々なチャンネルで同じ時間に何件もレスをしていたので、本当は濱野が三人いるんじゃないかと(笑)

こうした行動を継続していたからこそ、「全社視点」も自然と身に着いたと思っています。

下記の記事にある前回の評価会では、全メンバーのフィードバックを実施。
きちんと的確なフィードバックができるように、チャットをめちゃくちゃみて各人の情報をインプットして臨みました。



キャリアアップを目指すにあたって必要な要素はこんな感じですかね。

自分自身、入社時点で支社立ち上げにも興味があったので早い段階から影響力を持っていた方がいいと思っていたので、そこら辺を意識して行動してきた結果かなとも思います。

あとはこういった要素のバランスの良さ、みたいなものも社内で褒めていただいているので、それも今回COOを任せていただけた一因かもしれません(笑)


前原)濱野さんありがとうございました!この記事を読んでいる未来のVitalizeメンバーへメッセージをお願いします!

濱野)Vitalizeは、芯をもって率先垂範・利他貢献・最後の砦意識のある行動をしていれば、しっかり認めて裁量をもたせてくれる会社です。
実際に私自身も入社後、様々な活動を認めていただいて今回は代表取締役COOという大役を任せていただくことになりました!
私も次の世代にどんどん役を渡していきたいと思っていますので、ご興味ある方はぜひ!

最後までお読みいただきありがとうございました! 
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