【インタビュー】地域町おこし協力隊のえりこさんが目指す「地域と人が繋がる小海町」の形とは?

2025年02月07日

皆さん、こんにちは!
小海支社で採用広報を担当している車田です。(※以下、車)

今回は、小海支社が日頃お世話になっている方に、小海支社長の濱野さんと一緒にインタビューをしてきました!
前回は、地元で愛される直売所の店長・朝野さんにお話を伺いました。


 📌 小海町直売所店長の朝野さんにインタビュー!~地元から愛される直売所とは?!~
https://www.vitalize.co.jp/blogs/182


今回はどんな人にインタビューをしたのでしょうか。
その様子をお届けしていきたいと思います!
目次はコチラです。
 

🔖 目次

 
1. 浅田さんってどんな人?
2. 縁もゆかりもない場所へ飛び込む決意
3. 新天地で始まった新たな挑戦
4. イベントを通じて繋がる広がりとVitalizeの存在
5. えりこさんが目指す「地域と人が繋がる小海町」の形



 

1. 浅田さんってどんな人?



車:今回インタビューをお願いしたのは、長野県南佐久郡小海町で地域町おこし協力隊として幅広く活躍されている浅田さんです!

濱:Vitalizeとは、イベント企画・運営や地域のさまざまな方を繋ぐパイプ役として、多方面でお世話になっています。
浅田さん、よろしくお願いいたします。
まずは、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。





 

📌 浅田 えりこ (あさだ えりこ) さん

  ※以下、浅


 浅:私は千葉県出身です。
昔から人の心理や行動に興味があり、相談に乗ることが好きだったため、大学では心理学を専攻していました。

新卒ではマーケティングリサーチの会社に入社し、市場調査や消費者調査などで得たデータを分析し、企業様のマーケティング活動をサポートしていました。
その中で、私は大手飲料メーカーの専属チームのフロントに立ち、企業様がどんなことに課題を感じているのかなどをヒアリングしながら、リサーチの企画をし、その企画を遂行するためにチームでのプロジェクト管理をしていました。

仕事をスムーズに進める上で、お客様との信頼関係の構築はもちろんですが、チーム内の雰囲気作りも大切にしレクリエーションや飲み会など交流が深まるような企画も考えたりしていたんです。

濱:交流を深める企画をしていたという点は、今、地域おこし協力隊として活動されていることとも共通していますね!
どうして小海町で地域おこし協力隊として活動することになったのか、とても気になります! 




2. 縁もゆかりもない場所へ飛び込む決意



 浅:コロナ禍でリモートワークが始まったのがきっかけでした。
リモート環境での長時間労働が続き、心身の健康を崩してしまう同僚が増えるのを間近で見て、自分の働き方を見つめ直すと同時に、もともと興味があった働く人のメンタルケアに改めて興味を持ち始め・・ 





そんな時に田舎暮らしを楽しんでいる知り合いから、突然小海町の協力隊の仕事の求人記事を紹介されたんです。
記事に共感し、「田舎暮らしは憧れていたし、仕事も自分に合っているかもしれない」と思い応募したところ、とんとん拍子で採用が決まりました。

濱:自分も関西出身なので、自然に囲まれた生活には憧れを持っていましたね!
ちなみに、どんなところに惹かれたんですか?

浅:「わたしがわたしになれるまち」というコンセプトにした、憩うまちこうみ Re・Design Therapy事業に強く惹かれました。
働く人の心のケアや息抜きができるように、都内の企業様向けに様々な取り組みを実施し、展開していることを知って、私も小海町と企業をつなぐ仲介役として、新しい場所で挑戦してみたい!と思ったんです。




3. 新天地で始まった新たな挑戦


 
濱:地域町おこし協力隊に着任してから、普段どんな仕事をしているのか教えてください!

浅:主に「憩うまちこうみ」事業の事務局をメインで担っていて、町に訪れる企業や事業者からの相談を受けた後、具体的なプランを作成しています。
小海町に来たからこそ、その課題が解決できるように、プランの中身も細やかに調整をしています。
また、町内外の人々を繋ぎ、小海町の魅力を伝えるイベントの企画・運営をおこなったりもしています!

濱:その中で、苦労したことはありますか?

浅:着任した初年度は、何もかも初めてで右も左も分からず、苦労の連続でしたね。
まずは、小海町のこと、地域の皆さんのこと、そして事業の内容を理解することからスタートしました。
関係性を築くために、できるだけ多くの方々に積極的に話しかけ、地域とのつながりを広げていきました。

小海町には、様々な背景を持つ方が、それぞれの想いを胸に活動しています。
そうした中で、各ステークホルダーとの信頼関係を築き、それぞれの立場や考えを尊重しながら調整を進めていくのは、簡単なことではありませんでした。




模索しながら取り組んでいくうちに、次第に楽しさややりがいを感じられるようになりました。
特に、憩うまちこうみを通じて訪れた方から「小海町が大好きになった」「リフレッシュできた」といった言葉をいただいた時は、本当に嬉しかったです。
小海町が魅力的な場所だと感じてもらえたことが、大きな励みになっています。

濱:
えりこさんの活動を通じて、多くの方がすっかり小海町の魅力にハマっていますよね! 



 

 4. イベントを通じて繋がる広がりとVitalizeの存在



 濱:僕が特に印象に残っているのは、えりこさんがプロデュースした数々のイベントです。
「こうみ酒場」「湖と、本と。」「湖畔祭」など、どのイベントも細やかな調整や企画が行き届いていて、私たち出店者にも寄り添った運営方法やPR方法をしっかり考えてくれました。 
 



 2024年5月に実施した ” 湖と、本と。” での挨拶では、「訪れた皆さんが楽しく過ごしてほしい、小海町を好きになってほしい」というえりこさんの想いが強く伝わりました。

結果的に、参加者や町の人々の満足感につながり、小海町の良さを伝える機会を創出してるんじゃないかと思っています! 





  浅:Vitalizeさんには、いつも自社で養殖したイワナやニジマスの塩焼きを販売していただいたり、運営にお力添えいただいたりと、本当にいつも助かっています。
澄んだ空気と自然に囲まれた環境で食べるのは、格別で大人気ですよね! 








  車:いつもお声掛けいただけるので、私たちも大変嬉しいです!
えりこさんにとって、濱野さん率いるVitalize小海支社はどんな存在ですか??

:Vitalizeさんは、地域に根差した活動を通じて「町を元気にしたい」という共通の想いを持つ仲間のような存在です。
私自身、移住してきたばかりで不安もありましたが、同じ志を持って活動するVitalizeさんの存在に、安心感を覚えました。

また、行動力も凄くて、イワナとニジマスの養殖を始めたかと思いきや、今度は隣の南相木村でチョウザメの養殖を始めたと聞いた時はびっくりしました(笑)


📌 チョウザメ養殖始めました!
https://www.vitalize.co.jp/blogs/92


濱:えりこさんには、2023年6月に実施した「チョウザメディナー」にも参加いただきましたね!

📌 チョウザメディナーを実施しました!
https://www.vitalize.co.jp/blogs/163


  浅:はい!チョウザメはキャビアのイメージが強かったのですが、身も本当に美味しくて驚きました。
淡白でクセがなく、しっかりとした食感があり、茶巾蒸しやお吸い物、お浸し、しゃぶしゃぶなど、さまざまな料理で堪能させていただきました。
美味しい料理をいただきながら、参加者の皆さんとの会話もとても盛り上がりましたね! 





:地域活性化の活動に取り組む方々が集まり、それぞれの活動を通じて未来に向けたビジョンを語り合いましたね。
その中でも、コミュニティづくりと運営が、今後の鍵になると感じました。
えりこさんがその部分を大切にされている姿が、印象に残っています。

:確かに、コミュニティづくりは地域活性化の重要なテーマですよね。
えりこさんご自身は、小海町の地域おこし協力隊として、これからどんな取り組みを進めていきたいと考えていらっしゃいますか? 


 

5. えりこさんが目指す「地域と人が繋がる小海町」の形



浅:
私は、周りの人をもっとフラットにつなげていきたいと思っています。
例えば、私は企画や調整役が好きなので、町内外・老若男女さまざまな人を混ぜるような動きがイベントの企画運営を通じてできたらいいなと考えています。

今後も、誰でも気軽に参加できるイベントを増やし、町全体を巻き込んだ取り組みを続けていきたいです。
そうすることで、「小海町をより多くの人に知ってもらい、人々が繋がる場を作る」ことができるのではないかと思っています!

これからも、Vitalizeさんをはじめ、地域の皆さんと協力しながら小海町を盛り上げていきたいです。

車:えりこさん、ありがとうございました!
えりこさんの活動は、小海町に新たな価値を生み出すだけでなく、人と人を繋ぎ、町全体を元気にしていく大きな力となっていますね。
これからも、小海町を盛り上げるためにどうぞよろしくお願いいたします!