【後編】地域の魅力を「味」に変える ~「五箇いわな 手作りだし醤油の素」ついに誕生~

2025年08月28日


こんにちは!
小海支社エンジニアの稲岡です。
私たちは日々エンジニアとして働く一方で、「小海町の恵みを、商品というかたちで届けたい」  
という想いから、特産品開発にも取り組んでいます。
そんな想いを胸に、試行錯誤を重ねてきた「五箇いわな 手作りだし醤油の素」がついに完成しました!

前編では、イワナ養殖や挑戦のきっかけをお伝えしましたが、後編となる今回は、完成に至るまでの道のりや開発に込めた想いをお届けします。



 

🔖 目次


1. 八ヶ岳の湧水が育む美味しいイワナを、もっと多くの人へ

2. 「やってみよう!」から始まった挑戦

3. 開発を加速していく仲間たち

4. 卵かけご飯が変わる!「五箇いわな 手作りだし醤油の素」って?

5. おわりに




 

1. 八ヶ岳の湧水が育む美味しいイワナを、もっと多くの人へ


 

前編でも紹介した通り、小海支社では八ヶ岳の湧き水を活かし、イワナやチョウザメの養殖をおこなっています。



📌【前編】地域の魅力を「味」に変える ~ 小海支社、特産品づくりの舞台裏 ~




澄んだ美味しい湧き水で愛情を込めて育てている「五箇イワナ」は、川魚にありがちな臭みが全くなく、自慢の味です。





地元直売所やイベント販売では「美味しい!」という嬉しい声をたくさんいただきました。


「小海の魅力をもっと外の方に伝えたい!」
「小海をより元気な町にしたい!」


そんな想いで育ててきたイワナを、周辺地域だけでなく、さらに多くの方に届けたい。
そのためには、生のイワナではなく、手に取れる商品 という形にする必要がありました。

しかし、いざ商品化を考え始めると、価格やロット数の問題、加工のノウハウなど、いくつもの壁に直面しました。
委託先に試作を依頼しても、思うように形にならず、白紙に戻ったこともあります。

「いっそ自分たちでやるしかないのでは?」
その覚悟を決めた瞬間が、大きな転機となりました。

すぐに、日頃からお世話になっていた「プチマルシェこうみ」に相談し、食品加工業者として登録。
機械の扱いを学びながら、自分たちで試作を重ねていくことにしました。
最初は不安も大きかったものの、挑戦を続けるうちに「やるしかない」という気持ちへと変わり、気がつけば一年もの間、試行錯誤を重ねていました。





2. 「やってみよう!」から始まった挑戦




「自分たちで作る!」と覚悟を決め、ようやく前に進めそうになった矢先、私の本業であるエンジニア業務が忙しくなり、思うように時間を割けなくなってしまいました。
そんなときに、新宿本社から小海支社に異動してきた裕さんが、特産品開発プロジェクトを推進してくれることになりました。



📌 東京から地方移住したメンバーに話を聞いてみたVol.3




裕さんには、私にはない推進力がありました。
彼の「こういうの作れんかな?」という一言をきっかけに、第一弾のイワナ特産品は「自分で醤油を入れて楽しめるだし醤油の素」に決定!
「手に取った人がわくわくできる」そのコンセプトは、まさに私たちが目指してきたものとぴったり重なり、「よしやってみよう!」と場の空気が一気に変わったのを覚えています。

実際に作ってみると、想像以上の仕上がりでした。
普通の市販の醤油が、イワナを漬けるだけでまろやかさと深みを増し、まるで高級品のような味わいへと変わったのです。

そこから、「どうすればイワナの風味を一番引き出せるのか」を探る研究がはじまりました。
天日干し、オーブン加熱、煮干しのように茹でてから焼いてみる・・・。
何度もいろいろな加工方法を試し、最終的にオーブン加熱が最も安定して美味しい仕上がりになると分かりました。





オーブン加熱に決まった後も、最適な焼き方を探す試行錯誤が続きました。
高温にすれば香ばしくなる一方で、外側だけが焼けすぎてしまいます。
何パターンも試すうち「まず高温で表面を仕上げ、その後低温でじっくり乾燥させる」二段階加熱が良さそうだと分かりました。
そこからは温度や時間のバランスを変えながら試作し、小海支社メンバーみんなで食べ比べをしました。
「これは冷奴に合う!」「卵かけご飯にいいかも!」と盛り上がったのを覚えています。








3. 開発を加速していく仲間たち

 


さらに、仲間が次々と加わり、取り組みは一気に加速しました。
小海メンバーの一人、ざっきーさんは、パッケージ選びから表示ラベルの法律調査まで、歩く辞書のような幅広い知識を活かして大活躍しています。





和歌山支社からは、マーケティングに詳しい下ちゃん、デザイナーのちかさんが加わりました。
下ちゃんのおかげで、「どうやったらお客さんに届けられるか」「この商品でどんな想いを伝えたいのか」といった点を言語化することができました。





パッケージデザインは、ちかさんの手によるものです。
シール素材にもこだわり素敵に仕上げてくれたデザインは、チーム全員のお気に入りとなりました。





この二年間の特産品開発を通じて、初めて気づいたことがあります。
食品そのものを作り上げることはもちろん大変ですが、それと同じくらい
「商品のイメージを作ること」
「包装や販売方法を検討すること」
「実際に店頭に並べてもらうこと」
そうした一つひとつの細かい作業に、想像以上の手間と時間がかかるのだと実感しました。

そんな道のりも、チームみんなで時には一緒に、時には分担しながら、力を合わせてきたからこそ、形にできたのだと思います。
開発に関わってくれた仲間には、感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて心からの「ありがとう」を伝えたいです。



 

4. 卵かけご飯が変わる!「五箇いわな 手作りだし醤油の素」って?

 


 「五箇いわな 手作りだし醤油の素」は、イワナが入った瓶に自分でお好みの醤油を注いで作る、だし醤油キットです。




八ヶ岳の麓の豊かな自然に湧く清らかな水で、薬剤を一切使用せずに大切に育てたイワナを使用。
生簀から加工までを短期間で行うことで、鮮度を保ったまま旨みをぎゅっと凝縮しました。
普段の醤油が、イワナのだしによって角がとれ、まろやかで高級感のある味わいへと驚くほど変化します。

小海支社のみんなでさまざまな食べ方を試した結果、一番のおすすめは卵かけご飯にかけて食べることです。シンプルだからこそ、イワナの旨みがダイレクトに伝わります!





一度注いだ醤油がなくなったら、再び醤油を足して繰り返しお使いいただけます。
一つひとつの瓶に想いを込めて詰めた、この「五箇いわな 手作りだし醤油の素」を通じて、小海町の魅力を少しでも感じていただければ嬉しいです。 





5. おわりに

 


長い開発期間を経て、ついに発売までたどり着きました!
社内外の多くの方にご協力いただきながら、ここまで進められたことに心から感謝しています。

これからも、ひとりでも多くの方に小海の「五箇イワナ」を味わっていただけるよう、特産品チームで「五箇いわな 手作りだし醤油の素」をつくり続けていきます。

開発の過程では、チームのみんなから本当にたくさんのアイデアが生まれました。
実現したいことはまだまだあるので、これからも挑戦を重ねていきます。

小海支社・特産品チームの活動を、これからもあたたかく見守っていただけると幸いです。
そして「五箇いわな 手作りだし醤油の素」を使ってみたいと思ってくださった方は、ぜひ一度手に取っていただければ嬉しく思います。

現在、オンラインでもご購入いただけるよう準備を進めています。
公開までは少しお時間をいただきますが、「欲しい!」「試してみたい!」と思ってくださった方、またご質問のある方は、ぜひ下記メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。


▶小海支社メールアドレス:koumi@vitalize.co.jp

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!